[アムステルダム 15日 ロイター] - オランダ医薬品規制当局は15日、英アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン接種後に血栓症などの副作用の事例が10例報告されたと発表した。この発表の数時間前に、オランダ政府はアストラゼネカ製ワクチン接種を中断している。
医薬品規制当局によると、10例の中には血栓症の発症も含まれるが、デンマークやノルウェーで確認された血小板の減少は報告されていない。
オランダ政府は日付が変わる直前の14日深夜、アストラゼネカ製ワクチンの使用中断を発表した。これに伴い、4万3000件の接種予約が取り消しになった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210315T100644+0000