💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

融資基準低下なら金融規制当局が対策検討=豪中銀総裁補

発行済 2021-03-17 10:49
更新済 2021-03-17 13:09

[シドニー 17日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のケント総裁補は17日、住宅ローンの融資基準が低下し、金融の安定が損なわれるリスクが高まった場合、金融規制当局がマクロプルーデンス政策による引き締めを検討すると述べた。

ただ、現時点でそうした状況にはないと指摘した。

総裁補は講演後の質疑応答で「金融政策が資産価格をコントロールすることが可能だと思わないし、そうすべきだとも思わない」と述べ、「融資基準低下や金融リスクの高まりを背景に資産価格が上昇しているならば、金融規制協議会(CFR)にとって懸念要因で、CFRは複数の対策を検討するだろう」と述べた。

その上で「われわれは現時点でそうした状況にない」と語った。

CFRは複数の金融規制当局で構成され、マクロプルーデンス政策を担当する当局も含まれる。

オーストラリア健全性規制庁(APRA)はこれまでにも、金融安定リスクに対処するため銀行の融資基準厳格化に動いている。エコノミストは、当局が今年中にマクロプルーデンス政策による引き締め措置を再び導入すると予想している。

シティのエコノミスト、ジョシュ・ウィリアムソン氏は「中銀が住宅市場に直接焦点を当てることはない」と述べ、金融引き締め策はセクター特有の問題に対応するには不適切で、完全雇用とインフレ目標の達成という中銀の目標からそれることになると説明した。

*内容を追加します。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210317T014823+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます