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北朝鮮外務次官、米国からの接触確認 時間稼ぎの「小細工」

発行済 2021-03-18 07:14
更新済 2021-03-18 09:00

[ソウル 18日 ロイター] - 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は、米国が最近、同国に接触を図ったことを確認した。その上で、そうした試みは「小細工」であり、米国が敵対的な政策をやめない限り、北朝鮮が応じることは決してないと強調した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

1月に発足したバイデン米政権のアプローチに対し、北朝鮮が具体的に反発を示すのは初めて。

米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官は現在、米韓の外務・国防担当閣僚協議(2プラス2)のため、韓国を訪問している。

KCNAが伝えた声明によると、崔氏は米国が第三国を含むさまざまなルートを通じて、電子メールや電話メッセージで複数回接触を試みたと明らかにした。

また、米国が軍事演習や制裁などの敵対的な政策を維持する限り、北朝鮮は対話に応じないことを明確にしているとし、接触の試みは時間を稼ぎ、世論を形成するための「小細工」だと非難した。

崔氏は「新政権発足以降、米国から聞こえてくるのは『北朝鮮の脅威』というばかげた理論と『完全な非核化』という根拠のない言葉だけだ」と述べた。

米国による軍事演習と対北朝鮮制裁の継続を批判した上で、米国が敵対的政策を撤回し、米朝双方が対等に意見交換できるようになってはじめて、対話が可能になると強調した。

米ホワイトハウスは今月、バイデン政権が北朝鮮に接触しようと試みたもの、応答はないと明らかにしていた。

ブリンケン国務長官は17日、北朝鮮が自国民に対して「組織的で広範な」人権侵害を続けているとの見解を示した。また、米国と同盟国は北朝鮮の非核化にコミットしていると表明した。

トランプ前米大統領は北朝鮮の金正恩総書記と歴史的会談を数回にわたり開いたが、2019年以降、北朝鮮の核・ミサイル開発問題などを巡る米朝協議は停滞している。

*内容を追加しました。 OLJPTOPNEWS Reuters Japan Online Report Top News 20210317T221316+0000

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