[北京 23日 ロイター] - 中国の医薬品当局は、製薬会社、麗珠医薬集団の子会社が開発した新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を承認した。麗珠医薬集団が23日に発表した。
中国は10種類以上のワクチンの臨床試験を進めている。そのうち4種類は一般利用の許可を、1種類は緊急使用の許可を受けている。
麗珠医薬集団はワクチンの申請書で、同社の子会社が開発したV─01と呼ばれるタンパク質ベースの注射は、通常の冷蔵庫内温度(2─8度)で輸送・保管できると述べた。詳細には触れなかった。
麗珠医薬集団は2月末時点で同ワクチンの研究開発に6700万元(1030万ドル)を投資している。中国南部の珠海に拠点を置く麗珠医薬集団の子会社が中国科学院生物物理研究所とともに開発した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210323T164844+0000