[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、ギリシャのミツォタキス首相と電話で会談し、東地中海の安定を望んでいると伝えた。ホワイトハウスが明らかにした。
米国が主導する北大西洋条約機構(NATO)の加盟国であるギリシャとトルコは、東地中海の境界画定や領空問題などを巡って対立している。
ホワイトハウスの声明によると、バイデン大統領は、ギリシャ・クレタ島にあるソウダ海軍基地など「防衛面の協力拡大」についてミツォタキス首相に謝意を表明。
両首脳は「エネルギー安全保障、中国、ロシア、西バルカンなど、共通の関心事について連携していくことで合意」した。