[マニラ 26日 ロイター] - フィリピン中央銀行のジョクノ総裁は26日、フィリピン経済は感染症流行にもかかわらず依然健全とし、中銀は今後も支援を続けると述べた。
経済フォーラムで、新型コロナウイルス危機の経済に対する影響は一時的との見方を示した。
2020年のフィリピン経済は、新型コロナ対策の影響で9.6%のマイナス成長で過去最大の落ち込みとなった。
銀行の預金準備率のさらなる引き下げは依然選択肢だが、今後数カ月の流動性と信用状況次第と指摘した。
ジョクノ総裁は、2023年の任期終了までに預金準備率を現在の12%から1桁台に引き下げたい考え。
中銀は3月の会合で政策金利を2.0%に据え置いた。次回の会合開催は5月13日。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210426T093857+0000