[ブリュッセル 31日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は31日、今月23日にベラルーシが旅客機を強制着陸させ、反体制派ジャーナリストを逮捕したことを受け、ベラルーシ外交使節団のNATO本部への出入りを制限すると発表した。
ベラルーシはNATO加盟国ではないが、ソ連崩壊後の1992年から軍事同盟国と関係を持ち、98年からNATOに外交使節団を派遣している。
ストルテンベルグ事務総長は外相・国防相会議を控えた記者会見で、「われわれはベラルーシ職員のNATO本部へのアクセスを制限することを決定した」と述べた。ただ、詳細は明かさなかった。