[ワシントン 3日 ロイター] - 米国務省のプライス報道官は3日、イラン核合意再建に向けたイランとの間接協議について6回目以降も継続する可能性があるとの見解を示した
核合意を巡る協議は前日2日に5回目が終了。10日まで休会に入ることになったが、協議を仲介している欧州連合(EU)のエンリケ・モラ代表は記者団に対し、来週の協議再開後に合意が得られると確信していると述べた。
一方、プライス報道官は、イランが米国との直接協議を拒否しているため協議が間接的になっているほか、問題の複雑さなどのハードルが5回目の協議後も残っていると指摘。「イランと協議に参加している同盟国との間に不信感がないわけではない」とし、協議再開後の合意の可能性は排除しなかったものの、EU高官よりも慎重な見方を示した。