[1日 ロイター] - 米国務省は、ミャンマー北西部のチン州などで国軍が軍事作戦を強化しているとして深い懸念を表明した。
ミャンマーでは2月1日のクーデター以降混乱が続いており、国連や地元メディアは国軍が武力や部隊を増強していると報じている。
米国務省は10月31日の声明で、ミャンマーの治安部隊が各地で軍事作戦を強化していることに深い懸念を示し、治安部隊による重大な人権侵害を非難した。
目撃者や支援団体、地元メディアによると、チン州のタントランでは家屋が焼失し、人々が避難している。
地元の反国軍民兵組織のメンバーは、国軍が29日に町を砲撃し、多数の家屋や教会が焼失したと述べた。
クーデター以降、チン州から多数の人が隣国のインドに逃れている。