💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

エチオピアに停戦呼び掛けの声高まる、米大使館は職員の出国承認

発行済 2021-11-04 16:03
更新済 2021-11-05 01:36
© Reuters.  11月4日、米国の在エチオピア大使館は北部の反政府勢力が首都アジスアベバに進軍し武力紛争が生じる恐れがあるとして、政府職員が自発的に出国することを認めると発表した。アジ

[アディスアベバ/ナイロビ 4日 ロイター] - アフリカ諸国や西側諸国は4日、反政府勢力との戦闘が続く東アフリカのエチオピアに対し、即時停戦を呼び掛けた。

エチオピア政府は2日、北部ティグレ州の旧支配勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)が勢力を拡大し、首都アディスアベバに進軍しているとし、全土に6カ月間の非常事態宣言を発出した。

エチオピア問題を担当する米政府のジェフリー・フェルトマン特使は4日にアジスアベバ入りし、軍事行動を停止し停戦交渉を開始するよう要請した。

アフリカ連合(AU)のムーサ・ファキ・マハマト委員長はフェルトマン特使と会合し、中央政府とTPLFの対話や政治的解決に向け協議したと明らかにした。

欧州連合(EU)や東アフリカ政府間開発機構(IGAD)なども停戦を呼び掛けた。

グテレス国連事務総長は3日、エチオピアのアビー・アハメド首相と会談し、対話の環境を整えるための支援を提供した。

米国の在エチオピア大使館はこれまでに、武力紛争が生じる恐れがあるとして、政府職員が自発的に出国することを認めると発表した。

© Reuters.  11月4日、米国の在エチオピア大使館は北部の反政府勢力が首都アジスアベバに進軍し武力紛争が生じる恐れがあるとして、政府職員が自発的に出国することを認めると発表した。アジスアベバで3日撮影(2021年 ロイター/Tiksa Negeri)

「武力紛争や暴動、物資不足の可能性があるため、政府職員の家族と必要不可欠以外の職員がエチオピアから退去することを許可した」とする声明を発表した。

同国への渡航は安全ではなく、さらに混乱が拡大する可能性が高いと警告。「エチオピア政府はこれまでにも内戦の最中や後にインターネットや携帯電話のデータ通信、電話サービスを制限したり停止したりした」と指摘した。

TPLFの報道官は3日夜ロイターに、アジスアベバから325キロメートル北のアムハラ州ケミセに駐留していると明らかにした。首都進軍について「民間人を撃つつもりはない。流血は望んでいない。平和的なプロセスにしたい」と語った。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます