[ムンバイ 7日 ロイター] - 製造業が集積するインド南部のチェンナイで7日、大雨の影響で多くの地域が浸水し、当局の警報発令を受けて住民が高台に避難した。
地元メディアは、車の水没や倒木、ゴムボートで救助される人々の様子を伝えている。
タミルナド州の州都チェンナイには自動車関連の工場などが多くあり、「インドのデトロイト」と呼ばれることもある。
市民団体グレーター・チェンナイ・コーポレーションは、各地に救援センターや医療施設を設け、洪水の被害に遭った人に食料を配布しているとツイッターに投稿した。
気象当局によると、タミルナド州、アンドラプラデシュ州南部、ポンディシェリで今後4日間大雨が予想されている。