[国連 28日 ロイター] - ロシアは28日、ウクライナ情勢を巡る国連安全保障理事会の公開会合の開催を阻止する投票の実施を要請する姿勢を示した。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は27日、ウクライナ情勢を巡る安全理の公開会合を31日に開くよう要請。ただ、安保理常任理事国は会合を阻止する投票を要請できる。
ロシアのポリャンスキー国連次席大使は「根拠のない主張と仮定を国際秩序への脅威として討議することを安保理理事国が提案した事案は他に思い当たらない」とツイッターに投稿。他の安保理理事国もこうした動きを支持しないだろうとの見方を示した。
ただ国連外交筋は、会合阻止の試みは失敗に終わる可能性が高いとしている。