[ジュネーブ 9日 ロイター] - 国連人権理事会のスポークスマン、ローランド・ゴメス氏は9日、ウクライナ政府の要請を受け、12日に特別会合を開催すると明らかにした。
ウクライナのジュネーブ国際機関代表部大使であるエベニア・フィリペンコ氏は5月9日付の理事会議長宛て書簡で、ロシア軍から解放されたブチャなどの地域で戦争犯罪などの報告があり、マリウポリでは多くの犠牲者が出ているとの報告が続いていると指摘。理事会が緊急に注意を払う必要があるとして、特別会合の開催を要請した。
特別会合を要請する書簡にはドイツ、英国、トルコ、米国など少なくとも55カ国が署名した。
ロシアは先月、国連総会決議により国連人権理事会のメンバー資格を停止されている。