[ワシントン 12日 ロイター] - 昨年1月6日に起きた米連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会は12日、共和党下院トップのマッカーシー院内総務ら5人の共和党下院議員に召喚状を出した。5人が自主的に証言に応じるのを拒否したためだ。
マッカーシー氏のほか対象になったのはジム・ジョーダン氏、モー・ブルックス氏、スコット・ペリー氏、アンディ・ビッグス氏。全員がこの日、特別委員会の調査は党派的で正当性に欠けているとの見方を表明し、ペリー氏は「茶番劇」と評した。ただいずれも召喚状に従うかどうか直接回答していない。
特別委員会のトンプソン委員長(民主党)は、召喚状を受け取った5人は襲撃に至るまでの事態に関する情報を持っていると指摘し、任意で話を聞きたかったが残念ながら拒絶されたため、このような手段を行使せざるを得なかったと説明した。