[15日 ロイター] - 米上院のマコネル共和党院内総務は15日、約400億ドルのウクライナ支援法案について、16日の手続き上の採決を経て、18日にも最終的な採決を行う考えを示した。ウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問後に、スウェーデンの首都ストックホルムで開いた電話会見で述べた。
バイデン大統領は従来、330億ドル規模の支援を議会に要請していたが、下院で軍事・人道支援を増額することを決定。下院は10日、ウクライナ支援として約400億ドルの支出を承認した。
マコネル氏はまた、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟への支持を表明。「両国は非常に有力な軍隊を保有している。加盟を決定すれば、NATOへの多大な寄与になる。米は両国の加盟を認める条約を真っ先に批准するだろう」などと述べた。