[ワシントン 17日 ロイター] - 米運輸省交通安全局(NHTSA)が17日発表した2021年の交通事故による死者は4万2915人と、20年から10.5%増加して、05年以降最悪の水準を記録した。
1年間の増加数としてはNHTSAが統計を開始した1975年以来最大となった。20年の死者は前年比6.8%増だった。
交通事故死者数は、20年に新型コロナウイルス感染防止のロックダウン(都市封鎖)措置が解除された後、ドライバーによる飲酒運転やスピード違反、シートベルト非着用などの危険な運転が増加したことで急増したという。