[ジュネーブ 19日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はロシアに対し、同国軍がウクライナで支配あるいは包囲している地域の人たちに医療を提供できるよう、安全なアクセスを確保するよう求めた。
テドロス事務局長はロシアのラブロフ外相と協議。「マリウポリ、ヘルソン、ザポリージャその他の包囲地域における医療提供のため安全なアクセスを要請した。民間人は護られなければならない」とツイッターに投稿した。
2月24日のウクライナ侵攻以後、ロシアとWHOの関係に緊張が生じている。
WHOの欧州地域加盟国は10日、ロシア事務所の閉鎖などにつながる可能性がある決議を採択した。