[ワシントン 20日 ロイター] - 米国務省のプライス報道官は20日、バチェレ国連人権高等弁務官による新疆ウイグル自治区を視察を巡り「深く懸念している」と述べた。
中国外務省は、バチェレ氏が23─28日の日程で訪中すると発表した。国連人権高等弁務官が中国を訪れるのは2005年以来となる。
これについて同報道官は「中国が新疆ウイグル自治区の人権状況について、完全かつ操作されていない検証を行うために必要なアクセスを認めるとは思っていない」とした。
米国はこうした懸念を中国とバチェレ氏側に伝えたという。