[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、フロリダ州で開かれたイベントにメッセージを寄せ、2021年1月6日の連邦議会襲撃事件を阻止する「勇気」がトランプ前大統領に欠けていたと述べるなど、2024年大統領選の対立候補となり得る共和党の要人を批判した。
全米黒人法執行機関幹部会議に対し、「あの日、警察はヒーローだった。ドナルド・トランプは行動する勇気を欠いていた」と訴えたほか、大統領候補と目される同州のデサンティス知事ら州内の著名共和党員も名指しした。
「あなた方がいる州では現在、デサンティス知事、マルコ・ルビオ上院議員、リック・スコット上院議員は全員、対人殺傷用銃器の禁止に反対した」と指摘。「私にとっては簡単なことだ。米国の街角に戦争用の武器を持ち込むことを支持することはできない。(支持するなら)警察の味方ではない」と語った。