[ブラジリア 26日 ロイター] - オースティン米国防長官は今週ブラジルで予定されている米州防衛会議で、軍隊は民主主義を尊重すべきだとの考えを表明する。国防総省当局者が明らかにした。
オースティン氏は年2回行われる国防相会議で演説し、26日と27日に地域代表らと2国間協議を行う予定。
米国防総省のある高官は匿名を条件に「オースティン氏は会場全体に対して、軍隊が民主主義を尊重する必要性について非常に強く明確なメッセージを送る」と述べた。ただ、ブラジルの防衛担当閣僚に対して何を言うかは述べなかった。
ブラジルのボルソナロ大統領は今月初め、10月の大統領選で選挙の透明性を確保するため、ブラジル軍を招集するべきだとの考えを示している。