[モントリオール 3日 ロイター] - カナダのジョリー外相は3日、カナダはペロシ米下院議長の台湾訪問後に緊張が高まっていることを極度に懸念していると述べ、中国に自制を求めた。
外相は、ドイツのベーアボック外相とともに記者団に対し「議員は世界各地を訪問するものだと思う。それが緊張の高まりを正当化する理由や背景に利用されてはならないことは明確だ」と述べた。
さらに「この観点から、中国に自制を求める。われわれは、緊張の高まりにとどまらず地域の不安定化につながるリスクが生じ得ると考える」と述べた。