[ロンドン 11日 ロイター] - モスクワの裁判所は11日、国営テレビの放送中に「戦争反対」というメッセージを掲げるなどして、ロシア軍に関する虚偽の情報を広めた罪で起訴された元番組編集者マリーナ・オフシャンニコワさんに対し、2カ月間の自宅軟禁を言い渡した。インタファクス通信が伝えた。
オフシャンニコワさんはこの乱入を含め、ウクライナ戦争に反対する行為2件で既にモスクワの裁判所から罰金刑を科されている。
ロシア軍に関して政府の説明と異なる情報を広めたとして有罪になれば、最大10年の禁錮刑を言い渡される可能性がある。オフシャンニコワさんは7月にも、ロシア大統領府の対岸でプーチン大統領は殺人者で、兵士らはファシストだと記したポスターを掲げた。
インタファクスによると、裁判所はオフシャンニコワさんを10月9日まで自宅軟禁にしたという。
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