[12日 ロイター] - 今月9─11日に実施されたブラジル大統領選の最新支持率調査で、ルラ元大統領の現職ボルソナロ大統領に対するリードが15ポイントに拡大した。
世論調査会社IPECによると、10月2日の第1回投票での支持率はルラ氏が前週調査の44%から46%に上昇した。ボルソナロ氏は31%で変わらなかった。
第2回投票に2人が進んだ場合については、ルラ氏のリードが16ポイントから17ポイントにやや上昇した。ルラ氏53%に対し、ボルソナロ氏36%だった。
ボルソナロ氏を大統領として評価するとしたのは30%で変わらなかった。同氏が推進した社会福祉手当給付やインフレ抑制策の効果が息切れしたとも言える。評価しないとの回答は43%から45%に増えた。
調査は2512人を対象に対面で実施した。調査の誤差は上下2ポイント。