[オタワ 13日 ロイター] - カナダのトルドー首相は13日、エリザベス英女王を追悼するため、国葬が執り行われる19日を連邦政府の休日とすると発表した。
トルドー氏は「全土のカナダ人が19日には、エリザベス2世女王陛下に敬意を払うだろう」とし「ほとんどのカナダ人にとって女王は私たちが知る唯一の君主であり、私たちの多くは女王のカナダへの献身に深い愛情と感謝の念を抱いている」などと語った。
19日は全ての連邦政府職員は休日となる。州や準州政府、その他の雇用主については、休日とするか独自に判断する。
カナダは8日の女王死去を受けて10日間の服喪期間を設けた。トルドー首相は国葬参列を予定している。
一部の企業団体からは、19日を(有給の)休日とすることに反対する声も上がっている。オレガン労働担当相は、民間の雇用主が19日を休日に設定することを歓迎をするとしつつ、義務ではないと述べた。