[シンガポール 15日 ロイター] - インドネシアの首都ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事(53)は15日、2024年2月の大統領選に立候補する「準備がある」と述べた。政党からの支持はまだ得ていないという。
来月に5年の任期満了となる知事は、独立系世論調査で最有力候補の1人となっている。
知事はシンガポールでロイターとのインタビューに応じ、「政党から指名があれば出馬する用意がある」と述べ、特定の政党員でないため「全勢力と対話する余地がある」と指摘した。
また、「世論調査は選挙戦の前から一方的に行われており、それにより私の信頼性が上がっていると思う」と述べた。
著名な候補者にはほかに、プラボウォ・スビアント国防相、与党に所属する中部ジャワ州のガンジャル・プラノウオ知事などがいる。現職のジョコ大統領は上限の2期を務めたため立候補できない。