[トビリシ 23日 ロイター] - 旧ソ連構成国のアルメニアとアゼルバイジャンの間で22日夜から23日にかけて軍事衝突が起こり、停戦合意が崩壊した。双方は互いに、相手が先に停戦合意を破棄し攻撃したと非難している。
両国はナゴルノカラバフの帰属を巡り長年対立。先週再び軍事衝突が起こり双方に多くの死傷者が出た。ロシアの仲介で14日に停戦に合意していた。
アルメニア国防省は、23日朝に国境付近アゼルバイジャン軍の攻撃があったと発表。その後まもなく、アゼルバイジャン国防省が、先に発砲したのはアルメニアだと表明した。