[ミュンスター(ドイツ) 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は3日、ウクライナによる冬季のロシアへの反攻継続に向け、世界のパートナー各国は引き続きウクライナを支援する必要があると述べた。
記者団に対し「冬季が到来する。プーチン大統領は『冬将軍』が訪れロシア軍を支援するのを待っている」と警告。「今こそ、これまで以上にウクライナおよびウクライナ国民を支援しなければならない。ウクライナは自国を守るために戦っており、われわれにはウクライナを支援する道徳的義務がある」とした。
また、プーチン大統領はロシア軍が撤退を余儀なくされているため、民間インフラへの攻撃に頼っていると指摘。「ロシアはウクライナを破壊している。占領することも戦争に勝つこともできず、組織的にウクライナを破壊している」と語った。