40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

独議員、スターリン時代のウクライナ大飢饉「ジェノサイド」認定呼びかけ

発行済 2022-11-26 04:48
更新済 2022-11-26 04:54
© Reuters. スターリンがソ連の最高指導者だった1930年代にウクライナで引き起こされた人為的な大飢饉「ホロドモール」について、ドイツの与野党議員が「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定す

[ベルリン 25日 ロイター] - スターリンがソ連の最高指導者だった1930年代にウクライナで引き起こされた人為的な大飢饉「ホロドモール」について、ドイツの与野党議員が「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定する文書を用意していることがロイターが入手した草案で分かった。

草案は、スターリン指導下のソ連が飢餓と抑圧を通じて、農民だけでなくウクライナの文化と言語をも支配、抑圧しようとしたと指摘。「現在の視点からすると、歴史的、政治的に『ジェノサイド』の分類に当てはまる」とし、独連邦議会はこうした見方に賛同するとしている。

ドイツのメディアは、この文書は来週に連邦議会下院で審議され、可決される見通しと報じている。

ウクライナのクレバ外相は、ドイツに感謝しているとツイッターに投稿した。

スターリンは1932年11月、農業の集団化を進める中、穀倉地帯ウクライナの農村から作付けに必要な種子を含む全ての穀物のほか、家畜などの徴収を開始。数百万人もの人々が餓死し、米イェール大学の歴史研究者、ティモシー・スナイダー氏は「明らかに計画的な大量殺人」だったとの見方を示している。

ロシア帝政とソ連時代を含め、ウクライナ語のほか、ウクライナの独自の文化とアイデンティティーは過去数百年にわたり抑圧されてきた。ホロドモールについては、これまでにルーマニア、アイルランド、モルドバなどがジェノサイドと認定している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます