[ムンバイ 1日 ロイター] - インドのモディ首相は1日、20カ国・地域(G20)議長国となるにあたり、気候変動、テロリズム、パンデミック(疾病の世界的流行)という最大の課題に取り組むために、世界は協力しなければならないと述べた。
モディ氏はG20議長国就任に伴いインドの新聞に発表した宣言文の中で「われわれの時代は戦争の時代である必要はない。実際、そうであってはならない」と強調。
「われわれが直面する最大の課題である気候変動、テロリズム、パンデミックは、互いに戦うことによってではなく、共に行動することによってのみ解決することができる」と述べた。
また、地政学上の緊張が世界的な混乱につながらないよう、食料、肥料、医薬品の供給を非政治化することを目指すとした。