[ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスは7日に開くユダヤ人コミュニティー指導者との会合で、反ユダヤ主義の高まりについて話し合い、全米各地で報告されているユダヤ人への暴力などに焦点を当てる。
会合はハリス副大統領の夫でユダヤ人のダグラス・エムホフ氏が主催する。
全米では反ユダヤ主義の報告が増加している。最近ではトランプ前大統領が白人至上主義者のニック・フエンテス氏と反ユダヤ主義的発言で批判を浴びているラッパーの「イェ」ことカニエ・ウェスト氏と面会したことが大きく報じられた。
人種差別を監視する名誉毀損防止同盟(ADL)によると、昨年は殺人や暴行、嫌がらせ、破壊行為などの反ユダヤ主義的な事件が40年前の統計開始以来最多となった。