[ワシントン 16日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)は16日、通商法301条に基づく追加関税の対象となる中国輸入品352品目の適用除外について、年末に期限切れになるのを前に9カ月間延長すると発表した。
関税除外の対象はポンプや電気モーターなどの工業部品、一部の自動車部品や化学品、自転車、掃除機など。タイUSTR代表が3月、対中戦略の一環として除外措置を復活させていた。
USTRは今回の延長について「除外措置のさらなる検討と、現在進めている4年間の包括的な見直しの整合性を図るのに役立つ」と述べた。
USTRは来年1月17日まで関税見直しについて意見を募集している。