[オタワ 18日 ロイター] - カナダ政府は18日、ウクライナ東部ドニプロの集合住宅を破壊し、子どもを含む45人以上の犠牲者が出たロシア軍のミサイル攻撃について、ロシアのステパノフ駐カナダ大使を呼び出して抗議した。ジョリー外相が明らかにした。
「ドニプロの民間人に対するロシア軍の攻撃は極めて残虐で容認できない」と大使に訴えたとした。
ステパノフ氏はその後、「西側のプロパガンダ」に沿った発言が中心だったとし、ロシア・カナダ間の相違は大きく、外交の余地がほぼないと主張した。
ドニプロの攻撃での民間人死者数は、ロシアのウクライナ侵攻開始以降で最悪となった。