[キーウ 9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領とポーランドのドゥダ大統領は9日、第二次世界大戦中に民族対立により両国の住民に多数の犠牲者が出たウクライナ西部ボルイン州を訪れ、州都ルツクの教会で行われた追悼ミサに出席した。
ポーランドによると、1943―45年の対立でウクライナの民族主義者によりポーランド系住民約10万人が虐殺された。ウクライナ住民も数千人が報復で殺害された。
ポーランド大統領府とゼレンスキー大統領はツイッターに、「われわれは一緒にボルインの罪のない全ての犠牲者に敬意を表する。共に強くなろう」とそろって投稿した。
ポーランドは2022年のロシアによるウクライナ侵攻以来、最も強くウクライナを支援している国の一つ。