[サンパウロ 28日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は、11月の米大統領選でバイデン大統領が再選されることを望むと述べた。
27日夜に放映されたインタビューで、「私は米国の有権者ではないが、世界と米国の民主主義存続にとってバイデン氏がより大きな保証になることは明白だと思う」と述べた。
大統領選ではバイデン氏とトランプ前大統領の再対決が有力視されている。
ルラ氏は、トランプ氏になぞらえられた極右のボルソナロ前大統領を破って再選。1970年代に労働組合の指導者として政界入りしたルラ氏はバイデン氏と「良好な関係」にあると述べ、昨年の自動車業界ストライキを支持したことなどを挙げて労働者の権利を擁護するバイデン氏の姿勢を称賛した。
その上で「私はバイデン氏が大統領選で勝利するよう望んでいる」と述べた。