[マニラ 14日 ロイター] - フィリピン大統領府は13日、マルコス大統領が19日にブリンケン米国務長官と会談し、協力関係や安全保障問題を協議すると発表した。
フィリピンは南シナ海の領有権を巡り、中国との緊張が高まっている。
中国の習近平国家主席が海上での軍事衝突に備えるよう軍に指示したことを受け、マルコス大統領はフィリピンの海洋権益を守る考えを強調している。
同大統領は今週、訪問先のベルリンで行った記者会見で「わが国の領域の一部を併合しようとする中国のおそらくより積極的な取り組みに直面する中、われわれは領海を守るためにできることを続けなければならない」と述べた。