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11月6日の米中間選挙についてのレポートをチェック! サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2018-10-31 15:07
更新済 2018-10-31 15:20
11月6日の米中間選挙についてのレポートをチェック! サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今日は米中間選挙についてのレポートをご紹介します。


松永さんのレポートでは、米中間選挙について『トランプ大統領の予定に詳しい関係者が29日に記者団に語ったところでは、下院過半数議席維持をほぼあきらめ、上院の激戦州の保守が強い地域の投票率を上げることに集中するそうです』と伝えており、『トランプ大統領は、民主党優勢となっている下院の過半数議席維持をあきらめ、上院の過半数議席固めに動くようです』と分析しています。


米中間選挙は来週11月6日に実施されますが、選挙にいたってはまず、『上院議席(100議席)の3分の1の議席(35議席)と下院全議席(435議席)が改選されます。
今回改選される上院35議席の内訳は、現在の民主党26議席と共和党9議席が改選されます』ということを押さえておきましょう。


それを踏まえると、『トランプ大統領は、米中間選挙で上院の共和党9議席を守り抜けば、上院100議席中51議席が共和党議席となり、過半数議席を保持できます』とのことです。


下院全議席の435議席が厳しいということで、松永さんは『トランプ大統領の選挙スケジュールが下院の激戦区を避けて上院の過半数議席維持に注力する見通しとなって』おり、『下院をある程度切り捨てる構えのようです』と考察しています。


もし下院で民主党が過半数議席を確保した場合、上院は共和党が過半数議席、下院は民主党が過半数議席となりますね。
レポートでは『以前の日本の「ねじれ国会」のような状態となってしまいます』と表現しています。


その弊害として『トランプ政権が掲げる生産がこれまでのようにスムーズに進まなくなります。
それによりしばらくは、「米国議会のねじれ議会化への危機感」により「リスクオフ」の流れが続くのかもしれません』と分析しています。


しかし、下院で共和党が追い上げているとの一部報道もあり、米大統領選のときのように蓋を開けてみないとわからないのかもしれません。
また、米大統領選同様、開票時間を考えると日本市場は大きく影響を受けますので、注目してみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月30日付「米中間選挙を見据えて」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコマーケットレポーター 三井智映子


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