【JASDAQ平均は上値追いの展開が続く、NJ−HDなどがストップ高】21日(月)
■概況■2638.46、+13.46
21日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均とJ-Stock Indexが続伸、JASDAQ-TOP20が小幅反落となった。
値上がり数は417、値下がり数は205、変わらずは84。
1ドル=111円台まで円安が進み、日経平均が3ケタの上昇となるなか、JASDAQ平均は上値追いの展開が続いた。
小型材料株やテーマ株を中心に物色が向かい、大きく上昇した。
◆注目銘柄◆
JASDAQ売買代金トップのアスコット (T:3264)や、クルーズ (T:2138)、エージーピー (T:9377)、チエル (T:3933)、ソフトフロン (T:2321)などが上昇。
新作ゲームのインターネット番組放送が材料視されたNJ−HD (T:9421)、タイ子会社の株価上昇が好感されたウェッジHD (T:2388)、カジノ関連のピクセルCZ (T:2743)、NVIDIA社と総括サポート契約を締結した日本サード (T:2488)はストップ高で取引を終えた。
また、アストマックス (T:7162)などが10%を超える上昇となった。
一方、FVC (T:8462)、ヒロセ通商 (T:7185)、平田機工 (T:6258)、ベクター (T:2656)などが利益確定売りに押され下落。
また、ナガセ (T:9733)、サンキャピタル (T:2134)、テックファム (T:3625)がJASDAQ下落率上位となった。
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【売り先行後は切り返す、想定以上に底堅い全体相場受けて】22日(火)
■概況■2640.52、+2.06
22日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが続伸、JASDAQ-TOP20は続落となった。
値上がり数は327、値下がり数は271、変わらずは104。
JASDAQ平均は売り先行でスタートしたものの、前場中頃には下げ渋り、その後は大引けにかけて切り返す動きとなった。
足元の上昇の反動で利食い売りが先行したものの、日経平均が想定以上に底堅い動きとなったことで、その後は押し目買いが優勢になっていった。
◆注目銘柄◆
ピクセルCZ (T:2743)、日本サード (T:2488)が連日の急伸。
チエル (T:3933)、アストマックス (T:7162)なども大幅続伸。
カジノ関連への関心高まり、テックファム (T:3625)なども強い動き。
米国BIO-key社との代理店契約締結でシンデンハイテ (T:3131)も急騰。
半面、クルーズ (T:2138)、ソフトフロン (T:2321)、メイコー (T:6787)などは利食い売りに大幅反落。
ヒロセ通商 (T:7185)、ベクター (T:2656)などは大幅に続落。
アイフリーク (T:3845)も上値の重さが意識される。
JASDAQ-TOP20では、ザイン (T:6769)、ユビキタス (T:3858)などがしっかり。
一方、メイコー、クルーズ、ベクターのほか、フェローテック (T:6890)などさえない。
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【外部環境の一段の改善で続伸、カジノ関連など高い】24日(木)
■概況■2644.08、+3.56
24日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが続伸、JASDAQ-TOP20は反発となった。
値上がり数は388、値下がり数は218、変わらずは93。
JASDAQ平均は高寄り後狭いレンジでのもみ合いとなった。
米国株高、円安など外部環境の一段の改善が進み、買い先行となったものの、日経平均の上値も重かったことで、一段の上値追いは手控えられたようだ。
◆注目銘柄◆
ピクセルCZ (T:2743)はグループ会社で小形風力発電の取り扱い開始と伝わりストップ高。
第一化成 (T:4235)は持分法適用関連会社である米Uf社の完全子会社化が材料視される。
Nuts (T:7612)、インターライフ (T:1418)、テックファム (T:3625)などのカジノ関連も高い。
アスコット (T:3264)、レイ (T:4317)なども買い優勢。
半面、チエル (T:3933)、シンデンハイテ (T:3131)は反落で、ソフトフロン (T:2321)、ベクター (T:2656)などは続落。
FVC (T:8462)も売られる。
JASDAQ-TOP20では、メイコー (T:6787)のほか、セリア (T:2782)、クルーズ (T:2138)などがしっかり。
一方、ベクターのほか、ザイン (T:6769)などさえない。
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【後場は一段安、中小型株からは資金シフト】25日(金)
■概況■2633.24、-10.84
25日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反落となった。
値上がり数は236、値下がり数は372、変わらずは98。
JASDAQ平均は高寄り後に失速、前引けにかけてマイナス圏に、後場からは日経平均の伸び悩みに伴って下げ幅を広げた。
円安を背景として輸出関連株に関心が向かう中、内需系の中小型株からは資金流出の流れが強まる格好に。
◆注目銘柄◆
プラネット (T:2391)が8-10月期好決算発表で大幅高。
第一化成 (T:4235)は連日の急伸で、ピクセルCZ (T:2743)も切り返して大幅続伸。
不二精機 (T:6400)も低位株の循環物色の動きから人気化。
平田機工 (T:6258)は円安メリットで買われ、FVC (T:8462)も含み益の拡大期待が再燃。
半面、Nuts (T:7612)、テックファム (T:3625)などのカジノ関連、アスコット (T:3264)、ジェイテック (T:2479)などは大幅反落。
エージーピー (T:9377)はロシア関連として売り優勢。
JASDAQ-TOP20では、田中化研 (T:4080)、ハーモニック (T:6324)などが堅調。
一方、セリア (T:2782)、ユビキタス (T:3858)などがさえない。
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