*09:17JST AnyMind Group:アジアを中心に複数事業を展開する高成長企業
AnyMind Group (TYO:5027)は、ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収益化支援、D2C/EC支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供を行う。
同社グループは、アジア・中東を中心に世界15カ国・地域にて事業を展開しており、2023年における海外売上比率は54%となっている。
2024年12月期第1四半期の地域別売上収益は、日本・韓国が40%、東南アジアが46%、中華圏・インドが14%、海外拠点人員比率は76%とアジアを軸に収益基盤を形成している。
セグメント別では、第1四半期の全社売上収益のうち、インフルエンサーマーケティングが軸となるマーケティング事業が42.4%、法人顧客向けEC支援及びクリエイター向けD2Cブランド構築支援を行うD2Cプラットフォームが19.2%、パブリッシャーやクリエイターに向けてサービスを提供するパートナーグロース事業が38.4%を占める。
2024年3月時点で75万人以上のインフルエンサー、2,100チャンネル以上のYouTuber(海外比率68%)、1,700社以上(海外比率63%)のパブリッシャーとのネットワークを有する。
2024年第1四半期の売上収益は前年同期比60%増の10,515百万円、売上総利益は同57%増の3,871百万円で着地した。
営業利益は3.6億円と季節性を受けやすい第1四半期において営業黒字を達成。
インドネシアのECイネーブラーPT Digital Distribusi Indonesia(DDI)の買収によるEC支援事業の拡大に加えて、パートナーグロース領域のクリエイター向けプラットフォーム「AnyCreator」も新規クリエイターの獲得が継続し大きく成長したようだ。
また、マーケティング事業におけるインフルエンサーマーケティングのプラットフォーム「AnyTag」もグループ全体の成長に貢献したもよう。
通期の売上収益は前期比36.0%増の45,490百万円、売上総利益は同30.1%増の16,520百万円を見込んでいる。
同社グループは日本だけでなくアジア圏で安定した成長を継続しており、収益基盤の多様化とグローバル事業基盤の強化が順調に進展している。
特に、東南アジアにおける前年同期比の売上総利益成長率は93%と、買収したDDI社の影響やクリエイター向けの成長支援事業の収益が寄与したようだ。
ただ、これらの影響を除いても40%以上の成長を実現しているため、東南アジアは非常に底堅い成長を実現している。
また、グローバルに複数事業を展開しているため競合が少なく、市場規模の拡大に伴って中長期的な成長イメージが描きやすい。
M&Aも創業以来9件実施し、M&A対象事業の大幅な成長を実現している。
現状、マーケティング、パートナーグロース事業がそれぞれ売上収益に対して3~4割程度を占めているが、D2C/EC事業が第3の柱として中長期的な成長ドライバーとなる可能性があろう。
同社グループは、アジア・中東を中心に世界15カ国・地域にて事業を展開しており、2023年における海外売上比率は54%となっている。
2024年12月期第1四半期の地域別売上収益は、日本・韓国が40%、東南アジアが46%、中華圏・インドが14%、海外拠点人員比率は76%とアジアを軸に収益基盤を形成している。
セグメント別では、第1四半期の全社売上収益のうち、インフルエンサーマーケティングが軸となるマーケティング事業が42.4%、法人顧客向けEC支援及びクリエイター向けD2Cブランド構築支援を行うD2Cプラットフォームが19.2%、パブリッシャーやクリエイターに向けてサービスを提供するパートナーグロース事業が38.4%を占める。
2024年3月時点で75万人以上のインフルエンサー、2,100チャンネル以上のYouTuber(海外比率68%)、1,700社以上(海外比率63%)のパブリッシャーとのネットワークを有する。
2024年第1四半期の売上収益は前年同期比60%増の10,515百万円、売上総利益は同57%増の3,871百万円で着地した。
営業利益は3.6億円と季節性を受けやすい第1四半期において営業黒字を達成。
インドネシアのECイネーブラーPT Digital Distribusi Indonesia(DDI)の買収によるEC支援事業の拡大に加えて、パートナーグロース領域のクリエイター向けプラットフォーム「AnyCreator」も新規クリエイターの獲得が継続し大きく成長したようだ。
また、マーケティング事業におけるインフルエンサーマーケティングのプラットフォーム「AnyTag」もグループ全体の成長に貢献したもよう。
通期の売上収益は前期比36.0%増の45,490百万円、売上総利益は同30.1%増の16,520百万円を見込んでいる。
同社グループは日本だけでなくアジア圏で安定した成長を継続しており、収益基盤の多様化とグローバル事業基盤の強化が順調に進展している。
特に、東南アジアにおける前年同期比の売上総利益成長率は93%と、買収したDDI社の影響やクリエイター向けの成長支援事業の収益が寄与したようだ。
ただ、これらの影響を除いても40%以上の成長を実現しているため、東南アジアは非常に底堅い成長を実現している。
また、グローバルに複数事業を展開しているため競合が少なく、市場規模の拡大に伴って中長期的な成長イメージが描きやすい。
M&Aも創業以来9件実施し、M&A対象事業の大幅な成長を実現している。
現状、マーケティング、パートナーグロース事業がそれぞれ売上収益に対して3~4割程度を占めているが、D2C/EC事業が第3の柱として中長期的な成長ドライバーとなる可能性があろう。