■NY株式:米国株式市場は反落、予想上振れのPPIを警戒
ダウ平均は305.02ドル安の33,476.46ドル、ナスダックは77.39ポイント安の11,004.62で取引を終了した。
11月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため、一部の市場関係者の間で浮上していた来年の利下げ観測が後退し、売りが先行。
一方、12月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年期待インフレ率が予想外に低下したことで、主要株価指数は一時プラス圏を回復も、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、再び下落した。
終盤に入り、来週発表される消費者物価指数(CPI)への警戒感も強まり、下げ幅を拡大して終了。
セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーや医薬品バイオテクが下落した。
動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
電子署名のドキュサイン(DOCU)は第3四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、サブスリプションの更新や現顧客による追加購入が予想を上回り上昇。
また、高級家具販売のRH(RH)は第3四半期決算で1株利益が予想を上回ったため上昇した。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はモデルY刷新のため中国上海工場での生産を一時停止することが明らかになり上昇。
パーソナルケア製品メーカーのバス&ボディワークス(BBWI)は物言う投資家のローブ氏による同社株式の追加購入が明らかになり買われた。
オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は近々破たん申請する可能性は小さいとの報道を受け、買い戻しが加速。
一方、代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は予想を下回った四半期決算の結果が嫌気されて売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は22.83と、20台前半で終了した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇を受けてドルは下げ渋る
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円61銭まで下落後、136円90銭まで上昇し、136円60銭で引けた。
米11月生産者物価指数(PPI)や12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0566ドルから1.0507ドルまで下落し、1.0532ドルで引けた。
ユーロ・円は143円17銭へ下落後、144円12銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2209ドルへ下落後、1.2323ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9381フランまで上昇後、0.9312フランまで反落。
■NY原油:伸び悩み、一時70.08ドルまで下落
NYMEX原油1月限終値:71.02 ↓0.44
9日のNY原油先物1月限は伸び悩み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.44ドルの71.02ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.08ドル-72.92ドル。
ニューヨーク市場の序盤に72.92ドルまで戻したが、世界経済の減速懸念は消えていないことから、買い戻しが一巡した後は戻り売りが強まり、一時70.08ドルまで下落。
ただ、自律反発を狙った買いも観測されており、通常取引終了後の時間外取引では主に71ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.38ドル -0.06ドル(-0.18%)
モルガン・スタンレー(MS) 89.47ドル +0.78ドル(+0.88%)
ゴールドマン・サックス(GS)359.14ドル +1.06ドル(+0.30%)
インテル(INTC) 28.24ドル -0.20ドル(-0.70%)
アップル(AAPL) 142.16ドル -0.49ドル(-0.34%)
アルファベット(GOOG) 93.07ドル -0.88ドル(-0.94%)
メタ(META) 115.90ドル +0.57ドル(+0.49%)
キャタピラー(CAT) 227.29ドル -3.63ドル(-1.57%)
アルコア(AA) 45.08ドル -2.20ドル(-4.65%)
ウォルマート(WMT) 145.31ドル -3.47ドル(-2.33%)
ダウ平均は305.02ドル安の33,476.46ドル、ナスダックは77.39ポイント安の11,004.62で取引を終了した。
11月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため、一部の市場関係者の間で浮上していた来年の利下げ観測が後退し、売りが先行。
一方、12月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年期待インフレ率が予想外に低下したことで、主要株価指数は一時プラス圏を回復も、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、再び下落した。
終盤に入り、来週発表される消費者物価指数(CPI)への警戒感も強まり、下げ幅を拡大して終了。
セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーや医薬品バイオテクが下落した。
動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
電子署名のドキュサイン(DOCU)は第3四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、サブスリプションの更新や現顧客による追加購入が予想を上回り上昇。
また、高級家具販売のRH(RH)は第3四半期決算で1株利益が予想を上回ったため上昇した。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はモデルY刷新のため中国上海工場での生産を一時停止することが明らかになり上昇。
パーソナルケア製品メーカーのバス&ボディワークス(BBWI)は物言う投資家のローブ氏による同社株式の追加購入が明らかになり買われた。
オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は近々破たん申請する可能性は小さいとの報道を受け、買い戻しが加速。
一方、代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は予想を下回った四半期決算の結果が嫌気されて売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は22.83と、20台前半で終了した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇を受けてドルは下げ渋る
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円61銭まで下落後、136円90銭まで上昇し、136円60銭で引けた。
米11月生産者物価指数(PPI)や12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0566ドルから1.0507ドルまで下落し、1.0532ドルで引けた。
ユーロ・円は143円17銭へ下落後、144円12銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2209ドルへ下落後、1.2323ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9381フランまで上昇後、0.9312フランまで反落。
■NY原油:伸び悩み、一時70.08ドルまで下落
NYMEX原油1月限終値:71.02 ↓0.44
9日のNY原油先物1月限は伸び悩み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.44ドルの71.02ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.08ドル-72.92ドル。
ニューヨーク市場の序盤に72.92ドルまで戻したが、世界経済の減速懸念は消えていないことから、買い戻しが一巡した後は戻り売りが強まり、一時70.08ドルまで下落。
ただ、自律反発を狙った買いも観測されており、通常取引終了後の時間外取引では主に71ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.38ドル -0.06ドル(-0.18%)
モルガン・スタンレー(MS) 89.47ドル +0.78ドル(+0.88%)
ゴールドマン・サックス(GS)359.14ドル +1.06ドル(+0.30%)
インテル(INTC) 28.24ドル -0.20ドル(-0.70%)
アップル(AAPL) 142.16ドル -0.49ドル(-0.34%)
アルファベット(GOOG) 93.07ドル -0.88ドル(-0.94%)
メタ(META) 115.90ドル +0.57ドル(+0.49%)
キャタピラー(CAT) 227.29ドル -3.63ドル(-1.57%)
アルコア(AA) 45.08ドル -2.20ドル(-4.65%)
ウォルマート(WMT) 145.31ドル -3.47ドル(-2.33%)