■アフリカ子会社の譲渡額は450百万USD(約585億円)
関西ペイント<4613>(東証プライム)は6月15日、急反発で始まり、取引開始後は9%高に迫る1791円(142円高)まで上げて出直りを強めている。14日の夕方、アフリカの子会社の譲渡と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。アフリカ子会社の譲渡額は450百万USD(約585億円、ただし実際の売却価額は、クロージング時点での現預金・借入金等の残高や運転資金の増減等による調整の対象となる)とした。
自社株買いは、取得株式総数2900万株、取得価額の総額500億円(上限)。実施期間は2022年6月15日から2023年6月14日まで。取引所における市場買付けと東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付を併用するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)