【小幅高となる】16650-16850円のレンジを想定=村瀬 智一
4日のNY市場は下落。
リッチモンド連銀総裁が利上げに積極的な発言を行ったほか、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策の段階的な縮小を計画しているとの報道が嫌気された。
ダウ平均は85.40ドル安の18168.45、ナスダックは11.22ポイント安の5289.66。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の16740円。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、小じっかりの相場展開になりそうだ。
昨日の上昇で25日線のほか、一目均衡表では雲を上放れる格好から、基準線を捉えている。
遅行スパンは実線の上昇に沿った形での切り上がりをみせているため、上方シグナルを発生させている。
パラボリックはSAR値にタッチし、陽転シグナルを発生。
ACDはシグナルを上回ったことから、こちらも陽転シグナルを発生させた。
一方で上値は200日線が抵抗となる。
戻り待ちの売り圧力も意識されやすく、同水準での攻防といったところか。
16650-16850円のレンジを想定。