Ruma Paul
[ダッカ 23日 ロイター] - 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は23日、昨年にミャンマーあるいはバングラデシュから海路で逃れようとしたミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャのうち少なくとも569人が死亡したか行方不明になったと発表した。2014年の730人以来最多となり、UNHCRは早急な保護策を求めた。
昨年にベンガル湾に接するアンダマン海を渡ろうとしたロヒンギャは4500人近くに上り、その途上でこうした遭難事故や発生しているという。
UNHCRはさらに、生存者は移動中、性暴力を含むおぞましい虐待と搾取を経験していると指摘。避難を試みる人の66%が女性と子どもと分析した。