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豪ドル週間見通し:もみ合いか、中銀議事要旨や雇用統計が材料に

発行済 2018-12-15 15:36
更新済 2018-12-15 15:40
豪ドル週間見通し:もみ合いか、中銀議事要旨や雇用統計が材料に
■やや強含み、米中貿易協議進展への期待で買い

先週の豪ドル・円はやや強含み。
中国副首相が米財務長官・USTR代表と電話会談を行なったことや、カナダの裁判所が中国ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)幹部の保釈を決定したことや、トランプ米大統領が「必要なら貿易問題で習国家主席と会談する」と述べたことを受けて、米中貿易協議進展への期待が高まり、リスク選好的な豪ドル買いが観測された。
取引レンジ:80円73銭-82円21銭。


■もみ合いか、中銀議事要旨や雇用統計が材料に

今週の豪ドル・円はもみ合いか。
18日公表予定の豪準備銀行(中央銀行)12月理事会議事要旨には、景気見通しに関して強気な見解が盛り込まれているとみられる。
しかし、7-9月期国内総生産(GDP)の大幅減速のインパクトは大きく、リスク選好的な豪ドルがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
経済指標では11月雇用統計が手掛かり材料になる。


○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:豪準備銀行の12月理事会議事要旨
・20日:11月雇用統計(10月:失業率5.0%、雇用者数増減:+3.28万人)

予想レンジ:80円00銭-83円00銭



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