*07:41JST NYの視点:NY連銀の長短インフレ期待率は大幅低下、労働市場は依然底堅い様相示す
NY連銀は12月の消費者期待の調査結果を発表した。
調査は1300世帯を対象。
その中で、1年先の消費者のインフレ期待は3.01%と3年ぶり低水準となった。
3年先も2.6%と3.0%から低下。
5年先も2.5%と2.7%から低下した。
食品価格や賃貸の低下が好感された。
連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策決定において、インフレ期待動向を特に注視している。
長期期待インフレの低下は市場の利下げ観測を強める。
同時に、1年先の賃金の伸びは+3.04%と、前月+3.11%から伸びが鈍化したものの依然パンデミック前の水準を上回ったまま。
また、労働者の市場への自信をあらわすとされる自主退職の可能性を示唆している消費者は+20.37%と、前月の+19.61%から上昇。
失業の可能性は13.37%と13.63%から低下。
失業しても仕事が見つかる期待も55.93%と、55.23%から上昇しているなど、労働市場の底堅さも示されており、FRB高官が指摘しているように、インフレ抑制の勝利宣言にも時期尚早である可能性も残る。
●12月NY連銀消費者期待
インフレ
1年先:3.01%(11月3.36%)
3年先:2.62%(3.0%)
5年先:2.5%(2.7%)
中間住宅価格:2.98%(3.0%)
1年先の賃金の伸び:+3.04%(+3.11%)
1年先の世帯支出の伸び:+5.02%(+5.21%)
債務不履行:12.42%(+11.77%)
仕事が見つかる期待:55.93%(55.23%)
ガソリン価格:+4.5%(+4.54%)
食品価格:+5.03%(+5.26%)
賃貸:+7.35%(+7.97%)
賃金:+2.45%(+2.73%)
失業の可能性:13.37%(13.63%)
自主退職の可能性:+20.37%(+19.61%)
調査は1300世帯を対象。
その中で、1年先の消費者のインフレ期待は3.01%と3年ぶり低水準となった。
3年先も2.6%と3.0%から低下。
5年先も2.5%と2.7%から低下した。
食品価格や賃貸の低下が好感された。
連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策決定において、インフレ期待動向を特に注視している。
長期期待インフレの低下は市場の利下げ観測を強める。
同時に、1年先の賃金の伸びは+3.04%と、前月+3.11%から伸びが鈍化したものの依然パンデミック前の水準を上回ったまま。
また、労働者の市場への自信をあらわすとされる自主退職の可能性を示唆している消費者は+20.37%と、前月の+19.61%から上昇。
失業の可能性は13.37%と13.63%から低下。
失業しても仕事が見つかる期待も55.93%と、55.23%から上昇しているなど、労働市場の底堅さも示されており、FRB高官が指摘しているように、インフレ抑制の勝利宣言にも時期尚早である可能性も残る。
●12月NY連銀消費者期待
インフレ
1年先:3.01%(11月3.36%)
3年先:2.62%(3.0%)
5年先:2.5%(2.7%)
中間住宅価格:2.98%(3.0%)
1年先の賃金の伸び:+3.04%(+3.11%)
1年先の世帯支出の伸び:+5.02%(+5.21%)
債務不履行:12.42%(+11.77%)
仕事が見つかる期待:55.93%(55.23%)
ガソリン価格:+4.5%(+4.54%)
食品価格:+5.03%(+5.26%)
賃貸:+7.35%(+7.97%)
賃金:+2.45%(+2.73%)
失業の可能性:13.37%(13.63%)
自主退職の可能性:+20.37%(+19.61%)