🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

国内企業物価11月は前年比+9.3%、指数は過去最高 電力・ガスが押し上げ

発行済 2022-12-12 09:18
更新済 2022-12-12 09:36
© Reuters.  日銀が12日発表した11月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比9.3%上昇した。写真は2017年2月に撮影した都内のオフィスビル(2022年

[東京 12日 ロイター] - 日銀が12日発表した11月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比9.3%上昇した。指数の118.5は、統計開始の1960年1月以降で最高水準。電力・ガスをはじめ、幅広い品目で過去の原材料コスト上昇を価格転嫁する動きがみられた。前月比ではプラス0.6%だった。

前年比での上昇は21カ月連続。上げ幅は前月の9.4%からわずかに縮小したものの、高い伸びが続いている。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値プラス8.9%も上回った。

類別では電力・都市ガス・水道が前年比49.7%上昇し、押し上げに最も影響した。事業用電力や都市ガスが、6─8月期の燃料費上昇を受けて値上がりした。電力は一部電力会社による基本料金の値上げも影響した。このほか鉄鋼が同20.9%、飲食料品が7.2%それぞれ上昇した。

全515品目中、前年比で上昇したのは438品目、下落は62品目。

日銀の担当者は、価格改定が多かった10月に比べると落ち着いているものの「既往の原材料コスト上昇を転嫁する動きが幅広くみられた」と説明。国際商品市況や為替変動を受けた輸入物価の動向、輸入材を中心としたコスト上昇分の転嫁の動きを引き続き注視していくと述べた。

© Reuters.  日銀が12日発表した11月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比9.3%上昇した。写真は2017年2月に撮影した都内のオフィスビル(2022年 ロイター/Toru Hanai)

同時に発表された輸入物価指数は、円ベースで前年比プラス28.2%で、21カ月連続プラスとなった。伸び率は前月の42.3%から大きく縮小した。

*日銀の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

(杉山健太郎 編集:田中志保)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます