サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドの株式は、金曜日午後11時から12時にかけて大きく上昇。貿易摩擦懸念からエネルギー銘柄は全体的に下がった。
マンチェスター・ユナイテッド(NYSE: MANU)は午後11時25分時点で約6%上昇し、27.70ドルとなり日中最高値を記録した。
チームはすでにプレミアリーグで3試合を消化したが、わずか1勝と苦戦している。株式のパフォーマンスは8月後半に大きく上昇。クラブの企業価値は約48億ドルとなり、フォーブスによるとダラスカウボーイズとともに世界で最も価値があるスポーツクラブとされている。
株式が今日急上昇している理由の1つを特定するのは難しいが、株式は今月初めから強い。これは、投資家(サポーターではない)が、チームが夏の選手移籍による支出を抑えたことを称賛しているからだが、逆にモウリーニョ監督は悔しがっている。
エネルギー在庫は全体的に若干低くなり、S&Pエネルギーセクターの指数は約0.9%押し下げられた。世界貿易戦争への懸念がイランの原油供給低下による懸念を消し去り、原油は土曜日午前2時現在下落している。
ベーカー・ヒューズ (NYSE:BHGE)は約2.5%の下落、マラソン・ペトロリアム(NYSE:MPC)は約1.5%下落、フィリップス66(NYSE:PSX)は約1.4%下落し、この分野の中で最も大きく下げている。
貿易面では、ドナルド・トランプ大統領が世界貿易機関(WTO)から撤退する可能性があり、さらに次週に早ければ中国製品に2000億ドル相当の関税を課すことを希望しているとも報じられた。
米国とカナダによるNAFTAに関する合意がされるかも注目されており、31日が締め切りになっている。