5日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円17銭から109円85銭まで上昇して109円59銭で引けた。
米国の5月雇用統計で失業率が予想外に低下、非農業部門雇用者数も減少予想に反して過去最大の増加を記録したポジティブサプライズとなった結果を受け、景気の見通しが大幅に改善。
米債利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1344ドルから1.1279ドルまで下落して1.1291ドルで引けた。
トランプ政権が対EU車への関税を課す可能性を示唆したことが嫌気されユーロ売り圧力となった。
ユーロ・円は123円63銭から124円26銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2640ドルから1.2731ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9578フランから0.9651フランまで上昇した。