マーケットコメント
明日の米雇用統計を見極めたいとの思惑を背景に、本日の外為市場ではレンジ相場を想定。
ただ、株式市場が雇用統計前の利益確定売り優勢の展開となれば、円相場は上値の重い展開(=円高優勢の展開)となろう。
注目すべき通貨ペアは、ユーロポンド(EUR/GBP)。
本日は、英国イベント(英中銀金融政策委員会議事要旨と四半期ごとの物価報告の公表、カーニー英中銀総の会見)が目白押し。
利上げ観測を強める内容となれば、EUR/GBP経由でユーロ売り圧力が強まろう。その場合、EUR/USDは4月24日以来となる1.08割れの展開が想定される。
EUR/JPYはリトレースメント61.80%131.81レベル及び10月26日安値131.59を下方ブレイクする展開を想定したい。
ユーロドル日足チャート
ユーロ円日足チャート