💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

商品市況の低迷が及ぼす影響を注視

発行済 2015-11-16 08:50
更新済 2023-07-09 19:32
マーケットコメント

注視すべきは商品市況の動向だろう。CRB指数が13年ぶりの低水準で低下している状況を考えるならば、今後もエネルギーセクターが株式市場の圧迫要因となり続けるだろう。本日も株式市場が続落の展開となれば、外為市場ではクロス円を中心とした円高優勢の展開が想定される。

USD/JPYは、10月15日安値118.06を起点としたサポートライン(今日現在122.10)を下方ブレイクした場合、121円台への攻防シフトの展開が想定される。

一方、EUR/USDは米独金利の動向次第だろう。13日はリスク回避を背景に米独債券ともに買い優勢(=ともに金利低下)の展開となったが、米独金利差が拡大したことでドル高優勢の展開となった。
世界経済の先行き不透明感に加え、フランスパリで発生したテロの脅威も合わさることで「リスク回避+米独金利差拡大」の展開となれば、ドル高優勢地合いの継続及び1.07割れを想定したい。
逆に「リスク回避+金利差縮小」の展開ならば、ユーロ買い優勢の展開となろう。リスク選好(=株高)ならば、ドル高優勢を想定したい。

他にEUR/USDの変動要因として注視すべきは、日本時間19時15分に予定されているドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演。また、指標データでは、22時30分のニューヨーク連銀製造業景気指数(11月分)の内容に注目したい。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます