【マーケットショートコメント】 -明日以降の米イベント控えレンジ相場を想定
本日は重要な指標データの発表や要人発言の予定はない。また明日以降、重要な米指標データや米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えていることを考えるならば、本日の外為市場はレンジ相場が想定される。
トレンドは上記の通り株式動向次第だろう。中国リスク(=人民元リスク)の一時的な後退はポジティブ要因だが、同国の景気減速懸念は今後もことあるごとに株安要因として意識されよう。また、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控え、米利上げが懸念材料として早くも意識される可能性もある。1日を通してグローバル株式市場が軟調地合いとなれば、外為市場では「ドル売り/ユーロ買い&円買い」の展開が想定される。
一方、株高ならば、外為市場では逆の展開となろう。
資源国通貨は商品市況の動向も見極める必要があるが、根強い供給過剰懸念を懸念を背景に原油価格の反発が限られている状況を考えるならば、対ドルで上値の重い状況が継続しよう。
※本日はショートコメントとなります。